大分県大分市南春日町
インプラント・審美・口臭外来
歯周病・一般・小児・スポーツ
2005年09月27日
インプラントに対する質問Ⅴ

インプラントを入れたい部位に骨が少ない場合の処置方法について書きます。

場所と部位によって違います。
それぞれについて書きます。

まず、N.H様が質問されていた上の奥歯の部位について書きます。

この部位には副鼻くうという空間が骨の中にあります。
一番有名なのが上顎洞という空間です。
上の奥歯の部位にあるのですが、ここにインプラントを入れようとしてエックス線をとるときには一番気になるところです。

元々あった歯を抜歯して、そこの部分をそのままにしていると、骨が薄くなって上顎洞との距離が短くなってしまいます。
また、元々上顎洞が大きくて骨が薄い人もいます。
人によっては、根が上顎洞に入っていて、抜歯すると上顎洞に穴が開く人もいます。

上顎洞との距離が近く、骨の幅が薄いことはよくあります。

このときに使うテクニックにソケットリフト法とサイナスリフト法があります。
サイナスリフト法は上顎洞の横の骨を開けて中を見ながら移植材を移植して骨の厚みを増やす方法です。
ソケットリフト法は、上顎洞のインプラントを入れたい部位のみを、少しずつ押し上げていって移植材を入れて骨の厚みを増やす方法です。

それぞれ一長一短があります。
サイナスリフトは見ながらやりますので、確実ですが術部が大きくなり、移植材も多量に必要です。
ソケットリフト法は、術部が小さく移植材も少なくて済みますが、見えない部分で行うので感覚に頼る部分が多くなります。

骨の厚みやその他の条件で変わります。
主治医との相談になると思います。

投稿者: matsumoto 投稿時間: 17:52