先日、別のルートからインプラントについての質問をいただきました。
インプラントは、どのくらい持つのかです。
これは、非常に説明しにくい問題です。
同じ件で一度書いたことはありますが、また質問をいただきましたので別の視点から書いて見ます。
足の人工関節について整形外科の先生とお話しますと、当然交換時期があるとおっしゃいます。
関節は基本的に細菌がいないところです。
感染が無かったとしても、交換が必要ということです。
つまり、材料の限界ということでしょう。
一方、口の中は細菌が非常に多い場所です。
その上、咬合力が掛かります。
かなり不利な環境といえます。
それでも、歯は人によってはかなりもっています。
なぜでしょう。
まず、歯は虫歯のリスクがあります。
インプラントには、虫歯のリスクはありません。
歯のもう一つのリスクは歯周病です。
インプラントも、歯周病と同じような状態になるインプラント周囲炎が最大の問題です。
破折の可能性は、歯もインプラントもありますが、最大のリスクは歯周病とインプラント周囲炎です。
これをどう回避するかが、問題でしょう。
今のところ、歯周病もインプラント周囲炎も定期的なメンテナンスしかありません。
その人の上皮や結合組織の抵抗力・持っている細菌の種類など、今の時点ではどうしょうもありません。
これが、歯が長持ちしている人の秘密なのでしょうがコントロールできません。
できることは、メンテナンスのみです。
つまり、メンテナンスの仕方のよって持ちが違うといっても良いでしょう。
個人の抵抗力や細菌叢は、今の時点ではどうしょうもありません。
つまり、ある人が歯やインプラントを長持ちさせたいと思ったらできることは、メンテナンスのみということです。
もう一点。
では、歯周病で歯を失った人は、インプラントもダメになるのかです。
当然、気になります。
これにつきましては、データーが無いのです。
少なくとも私は見たことがありません。
この点については、はっきりした答えがありません。
いずれにしても、できることは定期的なメンテナンスということです。


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