2005年11月12日
妊娠と親知らずと虫歯とバイオ
先日、妊娠初期の方が、歯が痛いでお見えになりました。
お口を拝見いたしますと、親知らずが虫歯になっていました。
痛みがありましたので、相談の上、麻酔をして神経を取りました。
これを歯科では抜髄といいます。
歯髄(いわゆる神経)を抜くという意味でしょう。
麻酔や普通の歯科治療は、妊娠していても特に問題ありません。
最近、新しいバイオの技術で親知らずの細胞を使って何かをしたような記事が新聞に載っていました。
こういう風に役に立つこともあるのですが、大体親知らずは良くないことをすることが多いのです。
腫れる原因になったり、磨きにくいので虫歯になったり、生えてくるときに他の歯を押して歯並びを悪くしたりします。
役に立つ日を待つより、悪さをする可能性の方が高いと思います。
親知らずが生えてくる高校生以降に、歯科医院で見てもらうことをお勧めします。
私の先輩が、親知らずがまだ小さく種のような状態の時に抜歯をする方法の論文を書いていました。
これも良い方法だと思います。
そしてこのときに得られた親知らずの種のようなものを、いつか必要な日のために冷凍保存ができると良いなと思います。
そのうちにバイオの技術が進んで可能になるといいですね。
投稿者: matsumoto 投稿時間: 17:38
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