2006年01月10日
GBR法とメンブレン
先週のインプラントのオペの話です。
かなり進行した歯周病を粘って残していたので、骨が下がってしまっていました。
下顎なのですが、神経までの距離が余りにありません。
そこで、まず抜歯して炎症性の肉をきれいに除去しました。
そして、残った骨を大切に残しつつ、バーにて拡大しました。
途中でエックス線撮影にて確認しましたら、神経までの距離がぎりぎりです。
限界までインプラント体を植立して、骨が足りない部分には骨を移植しました。
削った骨を少しもムダにしないように集めておきました。
これを移植しました。
自家骨つまり自分の骨ですからパワーもありますし、別の病気が感染する危険もありません。
その上に、カバーするようにテフロンの膜(メンブレン)を置きました。
骨ができるようにお祈りをして、縫合して、お仕舞いです。
こうして骨を作る方法をGBR法といいます。
上手く骨ができたら、膜を除去します。
歯周病に罹患した歯を、再生させるテクニックとして開発されたGTR法が元になっています。
私が、大学院時代や助手時代にやっていた骨移植やGTR法の研究が今になって役に立つとは、不思議なものですね。
投稿者: matsumoto 投稿時間: 18:58
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