インプラントにならないためにできることを書きます。
歯科医師としては、インプラントが全ての場合において最善の方法と考えているわけではありません。
歯科の従来の技術では不可能だったことが、インプラントのお蔭でできるようになって歯科の人間としては嬉しいことが多いのも事実です。
例えば、一本の歯を不幸にして失って、ブリッジかインプラントかの選択をしなければならないことがあります。
ブリッジにする場合、両側の歯を削らなくてはなりません。
両側の歯が健全で削りたくない場合、インプラントの存在はありがたいのです。
不幸にして失うことになった歯を、早期に発見してどうにかできなかったかが問題です。
全く保存の見込みのない歯で、炎症が周囲に波及する可能性のある歯を残すのは、お勧めできません。
処置が不可能な歯は、辛い選択ですが、被害を最小限にするために抜歯が良いと思います。
では、どうすれば抜歯してインプラントにならなくてすむかです。
私は、定期健診と定期的にエックス線写真撮影をうけることをお勧めします。
エックス線写真を撮ることに、被爆の点で気にする方はまだ多くいらっしゃいます。
先日、私が読んだ資料にも心配な方が多いと書いていました。
私は、毎年健康診断を受けています。
毎年、胸部エックス線写真と胃のバリューム造影検査を受けています。
当然、いくらかのエックス線被爆をします。
このエックス線被爆で起こる可能性がある危険性と健診を受けないで早期に病気が発見できなかった時の危険性を比べて、私は検査を受けています。
進行した病気で長期入院の場合、自分自身のみならず患者様・スタッフ・家族に迷惑をかけてしまいます。
歯科のエックス線写真撮影検査も同じように考えてよいと思います。
発見が遅れて抜歯になり、より多くのエックス線写真撮影を必要とするよりも、早期に発見して適切な処置を受けるほうが、健康のために有効だと思います。
それで、早期発見のための定期健診とエックス線写真撮影をお勧めします。


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